GPU プロバイダの設定
クラウド GPU (RunPod) または自前 GPU (Bridge BYOA) で Stable Diffusion を動かす設定手順。
Stable Diffusion で生成するには、ComfyUI が動く GPU を Pixelm に接続する必要があります。Pixelm は 2 つの接続方式に対応しています。
2 つの接続方式
RunPod (クラウド GPU、推奨)
RunPod のオンデマンド GPU を Pixelm が自動で起動・停止します。生成ジョブが流れる時だけ課金され、アイドル時間は止まります。
- 料金目安: RTX 4090 で $0.39/h 前後、A6000 で $0.49/h 前後 (2026 年現在、RunPod 価格)
- 初期準備: RunPod アカウントと API キー
- メリット: GPU を持っていなくても始められる、複数 GPU 同時起動でバッチ生成が速い
Bridge BYOA (Bring Your Own Agent、自前 GPU)
自宅・社内・VPS の GPU マシンに Pixelm の Bridge エージェントを常駐させて接続します。
- 料金: GPU マシンの電気代・回線費のみ (Pixelm 側課金なし)
- 初期準備: ComfyUI が動く GPU マシン、Bridge エージェント、Pixelm の API キー
- メリット: 既存 GPU をそのまま活用、外部に画像を送らない構成も可
RunPod の設定手順
- RunPod Settings → API Keys で API キーを発行
- Pixelm のセットアップダイアログ (または 設定 → GPU) を開く
- 「クラウド GPU を追加」を選んで RunPod を選択
- 表示名と API キーを入力して保存
- 利用したい GPU 種別 (RTX 4090 / A6000 等) と最大同時起動数を選択
作成直後はマシン未起動の状態です。初回生成ジョブが入ると自動で起動し、ジョブ完了後にアイドルタイマで停止します。
Bridge BYOA の設定手順
- Pixelm のセットアップダイアログ (または 設定 → GPU) を開く
- 「自前 GPU を追加」を選んで Bridge を選択
- 表示名を入力して保存 (この時点で Bridge 用エンドポイントと API キーが発行される)
- 別途 設定 → API キー で Bridge 用 API キーを作成しておく
- GPU マシンで Bridge エージェントを起動し、上記 API キーを設定
- Bridge が Pixelm と接続するとマシンが「接続中」になります
詳しい Bridge エージェントの導入手順は別ドキュメントを参照してください。
複数 GPU 並列稼働 (Bridge BYOA / Paperspace 手動セットアップ)
複数の GPU マシンで Pixelm を並列稼働させる場合 (例: RunPod 2 台、Paperspace + 自宅 GPU 2 台)、各 Bridge エージェントが自分の machine_config を識別する必要があります。
- クラウド GPU (RunPod): Pod 起動時に
PIXELM_CONFIG_ID環境変数が自動で注入されます。ユーザー操作は不要です。 - Bridge BYOA + RunPod 以外 (Paperspace Notebook 等): Notebook の環境変数に
PIXELM_CONFIG_ID=<GPU 設定の UUID>を手動で追加してください。UUID は 設定 → GPU の各 GPU カード詳細から取得できます。 - 単一 GPU + デフォルト GPU 設定が 1 つだけ: 環境変数未設定でも Bridge は自動で唯一のデフォルト GPU 設定を選択します。複数 GPU 並列稼働を始める時点で明示設定に切り替えてください。
複数 GPU 並列稼働で PIXELM_CONFIG_ID を設定しないと、各 Bridge が同じジョブを奪い合うか、デフォルト GPU 以外のジョブが claim されず queued のまま滞留する可能性があります。
トラブルシューティング
- 「マシン未起動」が続く: RunPod の API キー失効・残高不足・GPU 種別の在庫不足を確認
- 接続テストが失敗する (Bridge): Bridge ログで API キーと Pixelm エンドポイントの綴り確認
- 生成キューが詰まる: 同時起動数の上限を引き上げるか、複数 GPU 設定を追加